こんにちは、食・心・育を大切にしているしょこいく建築士の牧野直子です。
商店街では、空店舗が目立って、人通りも少なくなり、活気が失われている商店街があります。シャッター商店街として、問題になっています。
そこをどうやって、活性化していっているか、そんな事例を紹介します。
空き店舗を安く貸し出して、若い人にチャレンジしてもらう
鳩通り商店街
墨田区の鳩通り商店街では、商店街の中に位置するアパートを、チャレンジスポットとして、新規出店を促す仕組みを取り入れています。
商店街がこの施設を直営しています。
一般の家賃だと起業をためらってしまう若い世代にも、起業のチャンスを広めているんです。
そして、若い新しい風が、商店街の中に入ることによって、商店街自身も新旧の交流が増え、若い世代の客層も増え、街の活気も増えてくる、そんな事業です。
空家を利用することで、空家をなくし、活気を取り戻す、という相乗効果があります。
空家のオーナーは、なかなかそういった事業がしずらいですが、商店街自身が、一括で借り上げ、創業支援施設として運営しています。
空き店舗と創業支援をつなげる
このように、空き店舗化が目立ち、問題になっている場を、創業支援などのコンセプトで、救い上げることができれば、商店街にとっても、若い起業家にとっても、お互いメリットがあります。
商店街の活性化、めざしていきたいですね。
関連記事
The following two tabs change content below.
牧野 直子
一級建築士。
店舗、オフィス、福祉施設を主に設計しています。マーケティングとデザインが大好き。バレーボールとダイエット料理が趣味です。
最新記事 by 牧野 直子 (全て見る)
- ルーフバルコニー、屋上テラスの良さ - 03/05/2018
- 小規模多機能って何? - 03/01/2018
- 「ユニバーサルデザイン」と「バリアフリー」の違いってわかりますか? - 02/28/2018