こんにちは、店舗活性化プロデューサーの牧野直子です。
夏休みになると、各鉄道会社が、スタンプラリーの企画を出しますよね。
スタンプラリーって、子供たちにとっては、とっても楽しい企画です。
集めていく楽しさ、最後にもらえるプレゼント、どれをとってもわくわくです。

スタンプラリーは楽しいイベント
近所の子供施設のお祭りでも、スタンプラリーを開催していました。
スタンプを押す箇所が8か所ほどあって、それらは各イベントブースに設置してあります。
きっとスタンプラリーがなかったら、疲れたからもう帰ろうかって、お目当てのイベントブースだけ立ち寄って帰っていたかもしれない。
でも、スタンプラリーがあったからこそ、回っていないイベントブースも行ってみよう!ということになり、すべてのイベントブースを制覇しました。
タイトルだけじゃあまり興味がなかったイベントも、やってみると実は楽しい、そんなことが実際にあるのです。
まだ知らないことを体験してもらうことの、一種のアイデアですよね。
店舗の販促で、ポイントカードを導入しているところあります。スーパーマーケット、電化製品の量販店、ドラッグストア。
小さい店舗でも、ラーメン店などの飲食店、スタンプを押してポイントがたまったら、サービスをしているお店も結構あります。
もうほとんど全てのお店がポイントカードを導入しているといっても過言ではないかもしれない。
私たちの財布の中は、いろんなポイントカードがたくさんになって、ポイントカードのオンパレード。お金を払う時にカードを探すのが大変、財布の中でかさばってしまう、など、何かとマイナスの思いも多いです。
こうなったら、もうポイントカードは厄介者です。
スタンプラリーとポイントカードって、基本は同じことのようなのに、なぜだか、ポイントカードはあまりワクワクしない。
割引になるから何?
ポイントカードがあまりワクワクしないのは、お店主体のカードだからじゃないかなって思います。
お客様の囲いこみってやつですね。
他のライバル店じゃなくて、うちにずっと来てくれたら、お安くしますんで。
そんな声がカードから聞こえてきます。
割引や安さだけを提供しているからです。
一方、スタンプラリーは集める楽しみがある。集まってくるのが目に見えるのも楽しいし、全部集まったら何がもらえるんだろう、っていう楽しみもある。
スタンプラリーとポイントカードは似ているけれども、全く違うものなのです。
お店の販促物、本当にポイントカードで大丈夫?
子供たちがワクワクするスタンプラリーのように、安さ以外のワクワクする仕掛けを作っていきたいですよね。
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牧野 直子
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