感動をどう作るか、人々に伝えたくなるシカケ

こんにちは、店舗活性化プロデューサーの牧野直子です。

お客さまの想像の1%でも上を行けば、感動になるってご存知でしたか?

感動してもらえれば、お店が愛される

感動の度合いもありますが、お客様の予想をほんのちょっとでも上回れば、それは「感動」を引き起こします。

1%でいいって思うと、気がラクじゃないですか?

じゃあ、どういうことで予想の上を行きましょうか?

飲食店だったら、料理の味。

もちろんお客様の予想を料理の味で上回れれば、直球勝負でいいんですが。

素材にこだわって、それをできる限り安く提供して、、。
血と汗がまじりあったような努力の限り。

でも、この「おいしい」っていう感覚は主観なんですよね。

本当においしい料理をコストパフォーマンスあげて提供していたとしても、その味が好みでないお客様も少なからずいるかもしれない。

Aさんにはすごくおいしいって感じてもらえたとしても、Bさんには物足りないと思われるかもしれない。
おいしいって主観だから、なかなか伝わりづらいんです。

しかも飲食店なら、おいしいお店、素材にこだわったお店、、、きっとそういうお店は星の数ほどあるんじゃないでしょうか。

おいしい、というのは商売をする以上、最低必要条件で、備わっていて当然ということなのかもしれません。

口コミは、プラスワンがあるといい!

そこでお客様に口コミしてもらえるようにと思うと「お料理」+「シカケ」があったほうが口コミしやすいと思います。

料理の盛り付けがとても面白かったり、

サプライズでデザートをプレゼントしてくれたり、
誕生日を覚えていてくれたり、、、

そんなことで、友人に話してみよう!と思う動機になるかもしれません。

写真は仕事帰りにその近くの店だったので、たまたま入ったレストランです。
メニューを渡されて、これは感動でした。

渡されたメニューはスケッチブック。

そのスケッチブックを開くと、料理メニューの絵、お酒、ドリンク、などがすべて、美しい絵で描かれてあったのです。

スケッチブックに書かれてあるから、コピーじゃないだろうし。

一枚一枚手書きで書かれてあるんですよ。

これはびっくりでした。

こんなメニューブック、今まで見たことない!

お料理のほうも、本格的なピザ釜で焼かれておいしいピザでした。

手書きのメニューは印象に残る!

手書きのメニューは印象に残る!

メニューdomani02

スケッチブックに丁寧に描かれてある

こんなサプライズは、人に伝えたくなりますよね。
そして、記憶にも残る。

たまたま通りがかったお店で、普通だったら、すぐ忘れてしまうかもしれない。

でも、こんなあったかい、手の込んだメニューを見たら、「あ!あの、手書きのメニューのイタリアンね!」と記憶にもしっかりインプットされます。

料理以外のプラスワンでのサプライズは、感動を作りだす大きな要素ですね。

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牧野 直子

一級建築士。 店舗、オフィス、福祉施設を主に設計しています。マーケティングとデザインが大好き。バレーボールとダイエット料理が趣味です。