こんにちは、一級建築士の牧野直子です。
お店を出店するのには、お金がかかります
お店を出店するのには、お金がかかります。
物件取得費、内装費、デザイン費、物販店なら商品の仕入れ、飲食店なら食器など、それに初期は黒字化するのに時間がかかるので、人件費などの運転資金。
やたらめったらお金がかかります。
でも、開店してみたら、お客様が来なかった。。
来る日も来る日も。。
チラシを配ってみても、イマイチ反応がない。
高いスキルを持っていたり、味に自信があれば、お客様がやってくる。
昔はそうだったかもしれません。
しかし悲しいかな、そんな時代は終わってしまいました。
すごく高い技術を持っている整体の先生より、ブログやSNSの発信をどんどんするお弟子さんのほうが儲かってしまうケースもたくさんあるのです。
大きな投資をして失敗しない唯一の方法
大きな投資をして失敗しない唯一の方法は、まずは、
今できるところで、小さくテストしてみること です。
カフェを開業したいんだったら、キッチンスタジオを借りて、週末だけ、イベントカフェをやってみる。
自宅で、料理教室もいいかもしれませんね。
もし整体院をしたいんだったら、出張サービスからやってみる。
エステだったら、自宅サロンをやってみる。
いろんな方法がありますよね。

小さくテストすれば失敗しない
失敗は怖くない、むしろ歓迎
小さくテストする場合は、失敗しても怖くありません。
てか、逆に失敗してノウハウをためることに意義があるんです。
初めから大成功してしまうのは、実は怖くて、失敗した時のノウハウがない。今は経営がうまく行っていたとしても、いつ倒れるかわからない。
資本が小さい時の失敗は、痛手は少ないけど、資本が大きくなった時の失敗は、とてつもなく代償が大きいのです。
だからこそ、失敗することを前提に、小さくどんどんテストすること
それが大事!
とにかくアンケート、ヒアリング
とにかくお客さんになりそうな人に、ヒアリングをしてみることがテストマーケティングになります。
アンケートと言ったら、紙のアンケートをみなさん想像するかもしれません。
でも紙のアンケートでは、お客様の本音が聞きずらいんです。
書くのってそれなりに、手をわずらわせるし、もしイマイチに感じているところがあっても、それをわざわざ書いてくれる人は少ない。
だからこそ、聞いてみることが一番です。
それも、抽象的にぽわーんと聞いてしまっては、答える人も答えづらい。
無難な答えしか言ってくれません。
同じことを聞きたくても、最初はこっちの角度、次はこっちの角度、、と違う角度からいろいろ聞いてみるのがいいと思います。
新しいサービスのヒントは、お客様の深―いところに眠っています。
実際に聞いてみて、微妙なニュアンスの中に本音が眠っているんですね。
だから、開業して失敗しないためには、
1.なるべく小さくテストをすること
2.お客様候補の人に、直接聞いてみる
この二つが大事です。
新しく何かを始めたい、新しいサービスやメニューを増やしたい、という時には、ぜひ参考にしてくださいね。
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牧野 直子
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