お店のコンセプトを考える時はここまで考える

こんにちは、一級建築士の牧野直子です。

お店のコンセプトを考える時はここまで考える

お店のコンセプトを作るのには、「誰に来てほしいのか」を明確にすることがとっても重要です。


以下は、子供の卒園パーティで、実際に私たちがお店を選んだ理由。

子供がたくさんいる中で、最高の楽しい時間をすごしたい、そう思うママたちだからこそ、ここまで検討しちゃうんです。

息子の保育園の卒園式。
保育園でも、先生たちと茶話会があるのですが、そのあとも一緒にお話したいよね、と同級生のお母さんたちと、卒園式後に懇親会パーティをやろうと計画しました。

さあ、どの店にするか。

子供たちは子供たちで仲良く遊びたい
お母さんたちはお母さんたちで、たまにはゆっくりお酒でも飲んでお話したいわけ
です。

もうみんなもうすぐ小学生なので、ずっと大人がつきっきりにまではならなくてもいい。でも、誰かは見ていないとちょっと心配、というお年頃。

子連れパーティでお店を選ぶ基準

お店を選ぶ基準として、こういった項目が出てきました

子供たちが楽しめるものがある
貸し切りに出来る
子供が食べられるメニュー
飲み放題
保育園から近い

子連れパーティは、楽しむための条件がたくさん必要

子連れパーティは、楽しむための条件がたくさん必要

そこで第一候補であがってきたお店が、タイ料理屋の地下がパーティルームになっていて、カラオケがある!というママ情報

遊び場がすぐ近くにあるような親子カフェがあるといいんですけどね、近くにないんですよ。

夕食に仕切り直しで、別の場所で、ということも考えられるけど、みなさん、子供を連れての移動は大変。子どもだから、夜遅くまではいられない。

だからこそ、保育園の卒園式が13:00に終わるので、その流れで行こう、と保育園近くのタイ料理屋が第一候補になりました。

でも気がかりだったのが、タイ料理なので、子供が食べられるメニューがあるかどうか、ということ。

そんな時は、お店に確認するのが一番!とお店に電話してみました。

すると、甘い焼きそば、唐揚げ、パイナップルチャーハンなど、子供が食べられるものもたくさんありますと返答いただき、ここはクリア。

そしていざ別のママが予約をしょうとしてくれたのですが、ランチタイムの営業が15:00までだから、ダメでした。
卒園式のあとに行くので開始が14:00頃なんですよね。

あー、せっかく決まりかけていたのに、残念。
そこで、第二候補の中華屋さんに決めることになりました。

ちょうど貸切できるぐらいの大きさだそうです。
心配なのは、子供を遊ばせるものがないこと。

でもそれは、自分たちで、トランプや折り紙を持っていけば、いいんじゃないかと。それなら、軽いですから、荷物にもなりにくいですしね。

中華なら、子供が好きなメニューもたくさんあるしということで決定。

結局、総勢大人18名、子供16名という大所帯になりました。

特に子連れの団体ともなると、お店を選ぶのにも、ここまであーじゃないこーじゃないと選びます。

シーンを徹底的に考える

だからこそ、お店のコンセプトを決める時は、

来てほしい人たちを決めて、その人たちがそのお店を使うシーンをとことん想像してみてください。


わからなければ、想定したターゲットの方たちにとにかくヒアリングなどテストテスト。

そこから、本当に望まれている声が見えてくるはずですよ。

The following two tabs change content below.

牧野 直子

一級建築士。 店舗、オフィス、福祉施設を主に設計しています。マーケティングとデザインが大好き。バレーボールとダイエット料理が趣味です。