こんにちは、食・心・育を大切にしているしょこいく建築士の牧野直子です。
楽しく、地域活性化と「食」をかけあわせるイベント
食べることは楽しい!
友達とわいわい楽しく、
食べ歩きって楽しいですよね。
地域活性化のイベントで、成功をおさめているものの中に、「バルイベント」があります。
関東では、上野を中心に、「食べないと飲まナイト 」。
関西では、伊丹を中心に、「まちなかバル」という企画があります。
これらはどんなイベントかと言うと、
1.参加する飲食店は、オススメする一品とワンドリンクのセットを作る。
2.それらが利用できるチケットが5枚つづりになっていて、参加者はそのチケットを購入する。
3.イベント当日は、参加者は、参加店をはしごしながら、食べ歩き、飲み歩きをする、
そんなベントです。
なかなか知らないお店には入りづらかったりしますが、このイベントだったら、お試しで入店できちゃう。
地図を片手に、次はこの店にしよう!と友達と話ながら、練り歩くんです。
あっ、こんなお店知らなかった、というお店を知るきっかけになりますよね。
しかも楽しい。
一過性で終わらない工夫
地域活性化のためのイベントって、一過性のものが多かった。
そのイベントの時はにぎわうけど、イベントが終わってしまうと、さみしくなってしまう。
でも、このバルイベントは、一過性で終わらせることなく、「楽しく」「飲食店」を紹介する、ということがうまくできています。
イベントで知った味を、今度はもっとゆっくりちゃんと食べたい!と思ってくれたら、それが参加同機になりますよね。
このイベントは、外の誰かに頼るわけでなく、自分たちで工夫しながら、自分たちの手作りで、魅力をつくっていっています。
だから、次の来店にもつながってくるんです。
バルイベントを開催するには
もしこのイベントをやろう、という場合には、主催者となる人が必要です。
参加してほしい、と一軒一軒、説得していく必要があります。
最初は、参加してくれるお店も少ないかもしれません。
参加店全員で、イベントを盛り上げよう!という気持ちも大切です。
温度差があったら、うまくいきません。
その団結心を作れるかどうか、それがカギだと思います。
もうファンがたくさんついているから、うちは参加しないよ、というお店もあるでしょう。
そんな場合は、無理にお願いしないほうがいいんです。
でも、とっても楽しい雰囲気で、お客さんもたくさん来て、次の成果にもつながってる。
そんな成果を見てもらえれば、うちだって参加したい!って次は思ってもらえるかもしれません。
「ワクワク」「楽しい」を作って巻き込んでいくことが、成功する早道です!
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牧野 直子
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