こんにちは、店舗活性化プロデューサー&一級建築士の牧野直子です。
みなさん、振り子の法則をご存知でしょうか?
振り子の法則
「振り子の法則」 とは、
いいことがあれば、悪いこともある
悪い事があれば、いいことがやってくる、というものです。
そしてその振り巾も、均等。
大きな苦しみがあれば、大きな幸せがある。
小さな苦しみしか体験しない人は、幸せも小さい。
そんな法則です。
最近、「振り子」という映画を見ました。
それから、ある登山家の方の講演でも「振り子の法則」の話が出てきて、また別の方のセミナーでも「振り子の法則」を聞きました。
これは、振り子について考えてみるいいチャンス。
実際、振り子の法則を考察しまくることで、ある意味、ブレイクスルーできた。
それを書きます!

振り子の法則で人生を好転させるには
「振り子の法則」の従来の意味
それまでにも、名言集などで、目にすることもしばしばありました。
ほとんどそこで使われている意味は、 悪いことが起こったときが起点 です。
悪いことが起きても、次はいいことが起こる。だから今辛くても乗り切ろう!ってね。
何かを失えば、失ったものの大切さを知り、それを大事にする。
とか、
死ぬほど大変だったら、そのあとの達成感は格別
とか、
かなり納得できるシンプルな格言。
法則が法則たる理由もわかります。
でも、悪いことが起点の場合、私にはなぜだか、なぐさめのように聞こえました。
大丈夫、大丈夫。元気出して行こう!って。
私はこれまで、仕事で、いろいろ失敗してきました。
・次は同じ失敗をしないように、何がなんでも契約書をキチンと交わす
・その人が言ってることは本心か、じっくり人を見る
・ただ知らないだけならば、きちんと教育する
・契約書をしぶる人とは、仕事をしない
その都度、リスクマネジメントは増えていきました。
そのリスクマネジメントのおかげで、同じ失敗は回避できる。
しかし、 振り子の法則で言うと、また違う落とし穴に巻き込まれてしまうのです 。
人生は振り子、それが真実だとしたら
もし、人生は振り子、それが真実だとしたら、良いことを起点にしてみたらどうだろうか。
すごく幸せ、ハッピーな状態を起点にするわけです。
また、この幸せな状況になりたいから、大変なこと、困難なことに自ら飛び込む。
次につかみたい「大きな幸せ」のために、「大きな困難」にも自ら向かっていく。
この大変な苦労を、自ら望んで行く場合と、何も防備していない状況で、ふりかかってくる場合を考えてみてください。まったく違う結果になりませんか。雲泥の差は一目瞭然。月とスッポンです。
何も防備していない状況で、不幸に見舞われたら、本当に茫然自失です。
でも、ある程度、自分で、起こりうる状況を把握し、その対策を取り、大変な道とわかっていてもそこに進んだ場合は、きっと想定内、想定内と、笑っていられると思うのです。
もし想定内じゃなかったとしても、自分が選んだ道だから、と納得はできるはず。
私は精神的に弱いから、何がふりかかるかわからない、どんな悪い状況になるかわからない、平和に過ごしていたらある日突然お先真っ暗になってしまう、という危機的状況は避けたいです、やっぱり。
振り子の法則で、人生を好転させるために
だから、振り子の法則を、人生の成功に使うとするなら、良いことを起点とした、 未来志向型の振り子の法則で行きたい ですね。
そのためには、「目指すべき次の幸せ=目標」があることがとても大事。
そして、そこに向かうための、準備、計画、は決して怠らない。
そうすれば、 とてつもなく大きな困難にも、ダイブできるはず です。
あなたの、次の大きな幸せは何ですか?
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牧野 直子
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