こんにちは、店舗活性化プロデューサーの牧野直子です。
「場を作る」
お店を作る場合の大切な考え方に「場を作る」ということがあるかと思います。
お客さまは、商品が欲しいわけではない、その先にどのような幸せな体験があるか、
この考えが大切なのです。
例えば、飲食店は「場を作る」ことの重要性が一段と高いお店です。
おいしいご飯が食べられる、それだけが目的なら、テイクアウトでもなんでもいいですから。
お客さんは、大切な時間を大切な人と楽しくすごしたい。
だからそのための「場」として、お店は選ばれます。
SNSでの楽しい場づくり
お店とはちょっと離れてしまいますが、息子の保育園のママ友たちと、卒園パーティの連絡が大変だからと、Facebookでグループを作ったら、とんでもなく盛り上がっています(笑)
これも一種の場づくりですよね。
私は単に、お膳立てをしただけ。
みんな顔見しりで、仲がいいから、どんどん、話がSNS上で盛り上がってます。
水を得た魚とはこのことかも。
いつも保育園ですれ違ったり、運動会のあとは、一緒にそのままご飯に行ったりはしていたものの、連絡先の交換は、子供が○○くんと遊びたい!と言うお友達のお母さんと取っていただけでした。
なんとなくつながりたいなあとは思っていたけど、その場がなかった。
でも、場ができてみたら、すごい盛り上がり。
結果から考えると、自分から動くのはちょっと面倒だったかもしれなかったけど、本心はこういう場が欲しかったという気持ちを持っていた方が多いってことですよね。
それって結構あると思うんですよね。
人が面倒だな、嫌だなと思う事をお店は率先すべき
だから、お店をやっている人は、人が面倒だな、嫌だなと思うことを率先するべきなのです。
場を作るためには、最初、少々面倒なこともたくさんあります。でも、いったんそこができてしまったら、そこが居心地が良けれさえすれば、お客様はずっとそこに通ってくださいます。
お店作りだけとは限りません。
人が面倒だな、嫌だなと思うことはサービスになります。
だから、お金を払ってでもお願いしてくれるのです。

人が嫌がることを率先すると、有難がられる
かっこいいことから始めるのは、軌道に乗せるのがとても大変。
例えば、コンサルタント。
どんな職業かと言われて、コンサルタントの先生ってとってもカッコイイかもしれません。
他人の売上をあげる職業なのですが、自分自身の集客がうまくいっていない、というコンサルタントの先生は五万といらっしゃいます。
かっこいい職業というのは、最初のそのビジネスの必要性を感じてもらうハードルがめちゃくちゃ高いってことなんですよ。
お願いしようって思ってもらうまでになるのに時間がかかる。
逆に、人がイヤって思うこと、面倒だって思うことは、お願いしてもらうハードルが低いっていうこと。
だから、広告費だって少なくてすむし、軌道に乗せるまでの時間が早い。
伝わりますか?
愛されるための店作りのポイント:
愛されるお店になるためを作るためにまず目指すことは、まとめると
居心地のいい居場所を作る
人がいやがることも率先して行う
以上です。
みなさん、お客様から、愛されましょね~♪
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牧野 直子
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