こんにちは、小さなお店を元気にするチアリーダー、一級建築士の牧野直子です。
アクセントは、活気が生まれる
アクセントは、なんの変哲もない場所に、リズム感を出し、その場を元気に楽しくします。
不動産賃貸の世界でも、一部だけ、アクセントクロスを貼る方法が特に女子に受けていていますよね。
私が自分でデザインした家も、アクセントクロスを一番目を引く場所の壁に使ったり、 メインの壁を黒板にしたりしています。
それだけで、空間に活気とうるおいが出てくる気がします。

壁の一部をアクセントにすると活気が生まれる
アクセントのメリット
例えば、不動産賃貸の話をすると、すべての壁を普通よりも高価なアクセントクロスに変更すると、コストがかかってしまいます。
でも、
アクセントなので、一部の壁だけでいいので、比較的安く仕上がります
よね。
それでいて、
無個性な白い壁だった時から比べると、その効果はとんでもない。
空間がおしゃれになるし、愛着が生まれ、憩いが生まれる。
本当に空間 の質を一気に高めてくれます。
お店の陳列でも、アクセントを!
小売店の陳列でもアクセントは効果的です。
アクセントがなかったら、素通りしてしまっていたかもしれない売り場に、お客様が目を止めてくれたりします。
上手に活用していきたいですよね。
アクセントを作る6つの方法
1. 色を変えてみる
内装でのアクセントのつけ方と同じなのですが、基本ベースの色がありますよね。
そこと違う色にしてみる。
色も、ベースの色との補色や、グラデーションを濃くしたり、いろいろ演出方法はありますね。
2. 大きさを変えてみる
大きいものの連続に、小さいものが加わると、そこが強調されます。逆に小さいものが集合している所に大きいものがあると、そこが強調されます
3. 高さを変えてみる
高さのある陳列に低い陳列が加わると、そこが強調されます。
4. デザインに変化をつけてみる
一定のパターンや似た形の商品が集まっていると、同一テーストでも、少し趣の違う商品を加えると、そこがアクセントになります
5. 直線と曲線で変化をつける
直線ばかりの商品をずっと集めている中で、曲線 の商品が陳列されると、アクセントになって目をひきます
6. 形も色もまったく違うものをあえて置く
これまでの複合技ですね。形も色もまったく違うものをあえて置く、というやり方。
特に一押し商品などを、目立たせるためのお膳立ての陳列です。
アクセントをうまく生かすコツ
アクセントは、あくまで少量だからこそ、アクセントです。
あっちもこっちもと欲張ってしまうと、逆にかえってゴチャゴチャした印象を作ってしまいます。
ここぞ!という時にアクセントを使うのがポイントです。
アクセントって人生にもつながる!
仕事ばっかり根詰めてやると、人生疲れてしまう
OFFと決めた時は、しっかり遊ぶ!
そうすることで、また元気を養って、仕事もがんばれますよね。
ダラダラ過ごしていては、効率もさがってしまいます。
人生もメリハリが必要です!
人生もお店もアクセントでメリハリを!
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牧野 直子
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