こんにちは、一級建築士の牧野直子です。
愛されるお店にするためには、「憧れ」を作る
お客様にお店に来ていただく、そして愛されるお店になるためのポイントは「憧れ」を作ること!
自分の家では、まだ実現できていないこと、お店だったらそれが叶えられる
今の自分の生活にはまだないこと、でもこのライフスタイルっていいなあ、って思ってもらうこと、
こんな感じで、このお店いいなあ・・と思ってもらう要素をちりばめると、これ買ってみようかしら、このお店にまた来たい!という心理になってきます。
3つの憧れ
そしてその「憧れ」も私は大きく3つに分けることができると思います。
その3つとは、
「人」
「シーン」
「ライフスタイル」
です。
お店には「憧れ」が必要です!
人気になっているお店は、どんな業態のお店でも、この3つの憧れを提供しているはずなんです。
どんな人にサービスしてもらうか、
どんなシーンをそこで体験できるか、
そしてどんなライフスタイルを手に入れることができるか。
そこをうまく演出することが大事です!
「人」
例えば、エステサロン。
ちょっと太っていて、美容になんてまったく関心のなさそうな人が、エステシャンだったら、またそのお店に行きたいと思うでしょうか?
その方が、とてもトークが面白くて、その話を聞きに行く、ということなら別ですが、普通だったら、ここでエステ受けても、あまり効果がないんじゃないかなって思ってしまいませんか?
スレンダーでキレイな女性が、エステの施術をしてくれたとしたら、私も、こんな風にキレイになれるかしら、、という憧れを持つと思うのです。
「シーン」
例えば、旅行を思い出してください。
人気のある宿と言えば、部屋に個室の露天風呂があったりしますよね。
家では到底実現することのできない憧れを、個室露天風呂が作ってくれます。
「ライフスタイル」
こんな生活送ってみたい~、と自分たちが求めるちょっと上のライフスタイルが提案されていると、この商品買ってみようかな、と思います。
ディスプレイは、このちょっと上のライフスタイルを意識してやると、効果がありますよ。
お店の業態により、憧れの要素は変わる
どんな業態でもこれらの要素が、うまく融合されて、そのお店が持っている憧れを作ります。
業態によって、おおまかにどういう憧れが強いかというと、
1 サービス店舗は、「人」の要素が強い。
2 飲食店舗は「シーン」の要素が強い。
3 物販店舗は、「ライフスタイル」の要素が強くなってきます。
どういうお店に見せたいのかが、これでわかれば、力を入れる優先順位が自然と見えてきますよね。
愛されるお店にするために、憧れを作る!
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牧野 直子
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